
【目的】
本サマースクールは、生物・心理・社会の幅広い領域にて行われる精神医学・保健分野の研究において、その背景、目的、研究デザインの設定、データ収集、解析方法、結果の解釈、論文化、社会実装、そして政策提言までの流れの専門的な知識と技術を習得し、実施を志す人材を育成することを目的としています。プログラムは、教育講演と各部の研究内容の説明と体験型実習コースがあります。体験型実習コースは2枠あり、二部構成のコースを1つもしくは1枠のコースを二つ受講することができます。研究者と参加者との交流だけでなく、参加者同士の交流も重視しており、研究者としてのキャリアについてのグループディスカッションや懇親会を行います。
| 日時 | 研修期間:令和8年6月6日(土) 申込み期間:令和8年1月19日(月)~4月10日(金) |
|---|---|
| 会場 |
〒187-8551 東京都 東京都小平市小川東町4-1-1 電車をご利用の場合 ◆西武新宿線拝島行または西武遊園地行にて萩山駅(南口)下車、徒歩10分 ◆JR 中央線国分寺駅乗換え、西武多摩湖線萩山駅(南口)下車、徒歩10分 ◆JR 武蔵野線新小平駅下車、徒歩10分 ◆会場URL:https://www.ncnp.go.jp/access.html |
| 受講料 | 2,000円(事前払い) |
| 定員 | 30名(応募者多数の場合は選考有り) |
| 対象 | 精神医学・保健分野に関心を持つ大学・大学院生、若手研究者、医師等 (上記以外で参加を希望される方は事務局までご相談下さい。) |
| 主催 | |
| 共催 | |
| 協賛 | |
| 内容 | 【課程内容】 10時~10時30分 教育講演 張賢徳所長 10時30分~12時 各部の紹介 12時~13時 昼休み 13時~15時 コース1 15時~17時 コース2 17時~19時 参加者グループディスカッション及び発表 19時~ 修了証書の授与・参加者交流会・懇親会 【体験型実習コース内容】 二部構成の体験型実習コースにおいては、第一部を参加した方のみが、第二部の参加が可能となっています(第一部だけの参加は可能です)。 コースA:精神保健研究のプロセス体験(定員3-8名)(二部構成) 国レベルの統計データの収集管理と地域レベルの精神保健医療福祉サービスの開発実装の観点からナショナルセンターが担う政策研究のリアルを体験する。第一部では、具体例をあげて政策研究の実際(学術 vs. 実装、やりがい、コンピテンシーやキャリア形成)を解説し、第二部では、課題設定、研究方法の選択、データ収集・分析、成果の臨床実装・政策提言までのプロセスをグループワークで模擬体験する。 コースB:睡眠の生理評価方法の習得と臨床・研究への応用体験(定員1-4名)(二部構成) 本実習は二部構成で行う。第一部では、睡眠の基礎的な機能について学ぶとともに、その生理現象を捉える「睡眠脳波」の原理を実際の計測を通じて体験する。第二部では、当研究部の事例を参考に、第一部で学んだ手法を用いて臨床・研究へどのように応用可能か、その思考プロセスを体験する。睡眠制御に影響を及ぼす可能性のある環境調節についても体験する。 コースC:精神疾患の臨床研究ことはじめ(定員2-8名)(二部構成) 統合失調症、神経発達症、気分障害などの精神疾患に対する臨床疑問を臨床研究にどうつなげればよいかをわかりやすく学ぶ。第一部では実例をもとにデータ取得から論文化まで、臨床研究を始めるにあたってつまずきやすいポイントや研究をスムーズに進めるためのTipsなどを含めて精神科医がわかりやすく概説する。第二部では、データ収集・解析・解釈などの具体例を体験し、臨床研究の全体像を理解する。 コースD:精神疾患に対するニューロモデュレーション入門(定員2-8名) 精神疾患に対するニューロモデュレーションとして、各種の低侵襲脳刺激法(NIBS)が注目されている。本コースではNIBSの原理や臨床研究の基礎について学び、併せて、微弱電流や近赤外線を物理刺激として用いるNIBSの体験をしていただく。 コースE:ヒトを対象とした生化学的・生理学的研究の基礎(定員1-4名) ヒトを対象とした精神疾患研究の主要な手法である生化学的解析と生理学的解析について、代表的な方法をわかりやすく紹介する。具体的には、ヒト血液検体(および唾液検体)から抽出されたDNAや血漿を用いたジェノタイピングやELISA実験の流れを見学する。また、ウェアラブル生体センサを用いた活動量と自律神経機能の経時的測定について、実際に体験しながら研究手法の基礎を学ぶ。 コースF:ゲノムワイド関連解析(GWAS)データベースの活用法(定員1-4名) 精神疾患及びその薬物応答性に遺伝的要因があることが知られており、GWASという手法がよく用いられる。本実習では、オピオイド感受性を例にしてGWASデータベースから参加者の興味のある遺伝子(あるいは遺伝子多型)についてデータ抽出して、関連の強い多型に関してデータマイニングする方法を学ぶ。 コースG:動物を用いた行動薬理学研究の基礎(定員3名) 薬物対策の推進には、「供給低減」(薬物の管理・規制)施策と「需要低減」(薬物依存症の治療・回復支援)施策とが、いわば「車の両輪」となってバランスよく機能することが求められる。本実習コースでは、これら2つの軸の一方である「供給低減」側を取り上げ、行動薬理学の手法を用いた規制科学研究の進め方を実習するとともに、科学的根拠にもとづいた規制施策に関する知見を深めていただく予定である。 |
| 備考 | 【注意事項】 ※受講料は事前払いです。詳細のご案内は受講可否の連絡(5月初旬予定)と合わせてお送り致します。 ※登録を完了しますと「お申込み完了のご案内」メールが自動送信されますのでメールの到着をご確認ください。万が一メールが届かない場合は、入力不備の可能性があるため、研修担当まで必ずお問合せください。 |
近日中にお申込受付開始を予定しております。