【目的】
薬物依存症者に対する積極的な援助ができるようになるとともに、Matrix Modelを参考にした包括的外来薬物依存症治療プログラムを実施するための基礎を身につけるとともに、薬物再乱用防止プログラムを実施できる援助者を増やし、国内各地にプログラムを普及させることが目的である。なお、本研修は、診療報酬における「依存症集団療法」算定における施設基準資格者養成研修でもある。
【研修主題】
薬物依存症者の臨床的特徴と治療に関するエビデンスを理解し、直面化を避けた動機付け面接の重要性を理解し、薬物依存症に対する集団認知行動療法のファシリテーションの実際を学ぶとともに、家族支援への理解を深める。なお、当研修と当センター精神保健研究所薬物依存研究部主催による「薬物依存臨床医師・看護等研修」の両方を終了した者に対しては、薬物依存研究部より「薬物依存専門課程修了認定書」を授与する。
日時 | 研修期間:令和7年11月3日(月・祝)から令和7年11月5日(水)まで 申込み期間:令和7年8 月25 日(月)~9 月16日(火)まで |
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会場 |
アクセス:https://www.ncnp.go.jp/map.html 電車をご利用の場合 ◆西武新宿線拝島行または西武遊園地行にて萩山駅(南口)下車、徒歩10分 ◆JR 中央線国分寺駅乗換え、西武多摩湖線萩山駅(南口)下車、徒歩10分 ◆JR 武蔵野線新小平駅下車、徒歩10分 |
受講料 | 24,000円(事前払い) |
定員 | 60名 (応募者多数の場合は選考) |
対象 | 医療機関、行政機関、司法機関、民間回復施設等で薬物依存症者の援助に従事している、医師、 看護師、作業療法士、公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士等 |
主催 | |
共催 | |
協賛 | |
内容 | 課程内容 (1) 薬物乱用の実態と乱用・依存・中毒概念の理解(1.0) (2) 薬物依存症患者への対応の基礎(1.0) (3) SMARPPの理念と意義(1.5) (4) SMARPPの実際 (1.5) (5) 薬物依存症に対する入院治療(1.5) (6) 薬物依存症からの回復のための社会資源(1.0) (7) 薬物依存臨床における司法的問題(1.0) (8) ビデオ学習・デモセッション(3.0) (9) 再乱用防止プログラムのグループワーク(3.0) (10)薬物依存症と性的マイノリティおよびHIV感染(1.0) (11)動機付け面接の基礎(2.0) (12)依存者家族の支援プログラムCRAFTの基礎(1.5) (13)総合討議(1.0) 合計 20.0時間 |
備考 | 【注意事項】 1.本研修は、平成28年度より新設された「依存症集団療法」の施設基準に定められている研修会です。 2.登録を完了しますと「お申込み完了のご案内」が自動送信されます。メールが届かない場合は、入力エラーの可能性がございますので、研修担当まで必ずお問合せください。 3.研修1日目は<祝日>です。日程の確認をお願い致します。 【その他注意事項】 |
近日中にお申込受付開始を予定しております。