国立精神・神経医療研究センター

平成30年度 PTSD対策専門研修 B.専門コース1(2月5日~6日)

 平成30年度厚生労働省「こころの健康づくり対策事業」公募によるPTSD(心的外傷後ストレス障害)対策専門研修事業として、国立精神・神経医療研究センターにより、本研修を開催いたします。
 本研修は、災害・事故・犯罪、児童虐待などのトラウマ的体験をされた方々で、何らかの精神症状や社会心理的困難を持っている方々に対して、適切な専門的医療・社会心理対応ができる人材を確保するために実施されます。
 東日本大震災などでは被災地に心のケアセンターが設置されて被災者のケアにあたってきましたが、こうしたモデルは、県外避難者や、あるいは御嶽山噴火災害のように被災者が全国に帰宅した事例においては十分に有効ではありません。また犯罪被害者、虐待についても、治療や専門的対応のできる専門家はまだ全国的に整備されていません。
 そこで本研修では、被災者、被害者を紹介できるような専門家ネットワークを作ることを目標とし、過去にPTSDについての研修を受けた方を想定した高度なスキルアップを行います。
 そのために、認知行動療法(持続エクスポージャー療法)による実際の治療事例を呈示し、患者の回復の可能性と経路を学習し、そうした回復に向けての治療と支援のあり方についてのグループディスカッションを行います。また、犯罪被害者支援を中心としたケースワーク、診断評価、最新の生物学的基盤、薬物療法などについても研修を行います。
 この機会を積極的に活用され、日々の臨床にお役に立てて頂ければ幸いです。関係者の皆様の積極的なご参加をお願い申し上げます。

【目的】
 精神保健福祉センター、病院、保健所等において、PTSDに関する専門家が必要とされていることを踏まえ、精神保健医療従事者等に対し、最先端の専門的知識あるいは技術の習得をさせ、有効かつ安全に治療を行うことができる人材を養成する。

開催概要

日時 研修期間:平成31年2月5日(火)~平成31年2月6日(水)9時30分~17時
申込み期間:平成30年11月9日(金)~平成31年1月7日(月)
(応募者多数の場合は途中で締め切らせていただくことがあります。)
会場
〒187-8551 東京都 小平市小川東町4-1-1
◆ 西武新宿線拝島行または西武遊園地行にて萩山駅(南口)下車、徒歩7分
◆ JR中央線国分寺駅乗換え、西武多摩湖線萩山駅下車、徒歩7分
◆ JR武蔵野線新小平駅下車、徒歩10分
受講料 無料 
定員 60名 (応募者多数の場合は選考) 申込受付中
対象  症例呈示のため、職業上守秘義務を持っている精神保健医療従事者(医師、看護師、保健師、精神保健福祉士、臨床心理技術者等)。過去にPTSDまたはその治療法に関する何らかの研修を受講していること、あるいは専門的な教育、研修を受けていることが望ましい。 
主催
共催
協賛
内容 講義1日間、グループワーク研修1日間

<1日目>
1限目 PTSDの診断と評価
      金 吉晴(国立精神・神経医療研究センター)
2限目 STAIRとリラクゼーション
      大滝涼子(国立精神・神経医療研究センター)
3限目 御嶽山噴火災害と軽井沢スキーバス事故の経験から
      小泉典章(長野県精神保健福祉センター)
4限目 被虐待経験をもつ矯正施設収容者
      宮本悦子(東日本成人矯正医療センター)
5限目 PTSDの心理療法
      金 吉晴(国立精神・神経医療研究センター)
6限目 PTSDの神経科学と薬物療法
      堀 弘明(国立精神・神経医療研究センター)

<2日目>
1限目 PTSDの心理療法 グループワークによる研修 症例1
      金 吉晴(国立精神・神経医療研究センター) 他
2限目 PTSDの心理療法 グループワークによる研修 症例2
      金 吉晴(国立精神・神経医療研究センター) 他
3限目 PTSDの心理療法 グループワークによる研修 症例3
      金 吉晴(国立精神・神経医療研究センター) 他
3限目 PTSDの心理療法 グループワークによる研修 症例4
      金 吉晴(国立精神・神経医療研究センター) 他 
備考 【注意事項】
※ 専門コース1と2の内容は同じです。
定員超過等によりお申し込みの日程で受講できなかった場合にもう片方の日程に申し込まれる方は、申し込み時に所定の欄にその旨をご記入ください。1と2の両方にお申し込みいただく必要はありません。

※ 職場の上司による職印(ない場合は個人印でも可)を押した推薦状(別紙様式)を、研修日の7日前までに必着でご郵送ください。
Web登録の前にご推薦者の氏名、所属をご確認ください。推薦状をご送付いただけない場合、ご参加の登録は無効になります。お申し込み者ご自身が施設長・部門長の場合には、推薦状の送付は不要です。

※ 研修終了後に受講者氏名、勤務先名、勤務先住所・電話番号を明記した受講者名簿を作成し、国・都道府県・政令市に提出いたしますので、個人情報利用についてご了承願います。同意書(別紙様式)に署名の上、研修日の7日前までに必着でご郵送ください。

※ 応募の際のメールアドレスには共用アドレスを使用しないようお願いいたします。
また、添付ファイルを受け取ることのできるアドレスをご入力ください。メールアドレスの入力ミスにより選考結果等の通知が届かないケースが大変多くございますので、お間違いないようご注意ください。

※ 応募フォームに入力後1日経っても申込完了メールが届かない場合は、下記問い合わせ先までご連絡ください。

【修了証書の授与について】
所定の研修課程を履修した方には修了証書を授与します。
理由なく欠席あるいは遅刻早退があった場合は、修了証書の授与ができない場合がありますのでご注意ください。

【その他】
(1)選抜理由についてはいかなる場合でもお答えできません。
(2)当日は主催者の指示に従って、円滑な運営にご協力ください。ご協力いただけない場合は受講を許可しないことがあります。
    ・研修内容の録画・録音は一切できません。
    ・当日高熱や激しい咳、嘔吐などの症状が見られた方には、受講をご遠慮いただくことがあります。
(3)宿泊施設の紹介はいたしませんので、各自でご準備ください。
(4)研修会場へは公共交通機関をご利用ください。 



お問合わせ

国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 ストレス・災害時こころの情報支援センター PTSD研修担当(後藤・奥村)
 
〒187-8553 東京都小平市小川東町4-1-1
※ お問い合わせはメールでお願いいたします。
  また、メールでの件名は、「専門コース問い合わせ」としてください。